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開設30年を記念して

社会福祉法人たつき福祉会
理事長 宮路 傳

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平成3年5月に精神薄弱者入所更生施設「額田の村」として事業を開始し、早30年がたちました。光陰矢の如しです。その間、特に知的障がいを持つ方やその家族の方々の幸せを願い、事業を展開してきました。当法人(社会福祉法人たつき福祉会)が展開する様々な事業に多くの方のご協力・ご参加をいただき、皆さまには心よりお礼申し上げます。
わが国の障害福祉施策が目まぐるしく移り変わる中、障がい者の高齢化の問題や生活の場の不足等々、現在も多くの課題が山積みです。国はいろいろな場面で「自助・共助・公助」と言われますが、私には「自助」しか見えてこない気がします。今後も当法人「たつき福祉会」は、皆様のご要望やご意見を真摯に受け止め、今回の東京オリンピック、パラリンピックの際にも世界に向けられ発せられました「障害のある人もない人も共に安心して豊かに暮らせる社会【共生社会の実現】」を目指し、素直な心・反省の心・謙虚な心・奉仕の心・感謝の心の「五つの心」を大切に、日々の業務に役員及び職員一同、より一層努力してまいります。
最後に施設関係者様をはじめ、関係諸機関・地域の皆様方の変わらぬご指導・ご支援をお願いしまして挨拶とさせていただきます。